ステージ232 作戦会議
階段状のフィールド形状をし、左右2列には動物の穴がない。さらに、フィールド内には壁が散乱しているため、動物が落下したあとの配列がイメージしづらいのが特徴のステージである。
フィールドに配置されているリンゴの増加量は「5」
ピンク石版は全部で8枚。動物が落下したあとの配列をイメージしづらい状況を乗り越えてイメージしようではないか。
終盤までピンク石版をたくさん残してからクリアするのはかなり難しい。
なので、プレイが開始したら石版やおじゃまな草を破壊しながら、1回移動する度に「ピンク石版に乗っているポコタはいるか。」、「ピンク石版を破壊できる手順はないか。」を確認し、ピンク石版を破壊できるチャンスを見逃さないようにすること。
このステージの動物落下は他の列への移動が頻発するので、大連鎖が発生することも十分に期待できるので、ピンク石版を破壊する手順が無い場合はフィールド下部で動物直線を作るようにして連鎖を狙うといい。
おじゃまな草の数が減ってきたら、動物が落下したあとの配列をイメージしてピンク石版の破壊を行う。
壁近くの動物落下は穴無し列の考えかたと同じなので十分把握しておくこと。⇒「記事」
このステージの特徴的な壁は、下図のように横方向の壁が縦に2つ並んでいる壁である。まずは、この付近の動きに着目して説明する。
簡単な例題を解いてみたまえ。
下図の配列から2回移動してピンク石版を破壊する手順を挙げよ。
正解は、下図赤枠内のダッキで動物直線を作る。
ピンク石版の上には壁があるため真上から動物は落ちてこないので、①のベルンが左に流れてピンク石版の上に乗る。②のポコタは1段下がる。
下図水色枠のポコタで動物直線を作って、
ピンク石版の破壊完了。これはイメージしやすい。
では次の例題はどうか。
下図赤枠内で動物直線を作った場合、ピンク石版の上にポコタは乗るか答えよ。
動物に①～⑤の番号を振って説明する。何となく④が左下に流れてピンク石版の上に乗りそうに思えるがそうはならない。
なぜなら、ピンク石版のマスが「行き止まりマス」であるのと同時に、その下の①も「行き止まりマス」として機能するためである。
赤枠のクマゴロウが動物直線で消えた時、下側「行き止まりマス」の左横の①が右に流れ、続いて右上の③が左に流れる。②と④は直下の動物が落ちる影響で1段下がる。
そして⑤が④の上に着地するときに左下が空マスと判定されて、⑤が左下に流れる。よって正解は、ピンク石版の上にポコタは乗らない。
「行き止まりマス」付近の動物の動きがイメージしづらいが、基本は、「行き止まりマス」の動物を含めて動物直線を作ると、「行き止まりマス」の左にいる動物が右に流れ、続いて、右上にいる動物が左に流れてくると覚えておくといい。
では、次の例題はどうか。
下図赤枠内のクマゴロウで動物直線を作ったあとにピンク石版の上に乗る動物は何か答えよ。
①～⑥の番号を振って説明する。
最初の例題は、動物直線が「行き止まりマス」⇒「行き止まりマス」⇒「普通マス」の順番で縦に並んでいたが、今回の例題では「普通マス」⇒「行き止まりマス」⇒「行き止まりマス」の順番で並んでているのが異なる点である。
今回は、下側「行き止まりマス」左にある①は右に流れない。なぜなら、動物が落下するには左下、真下、右下のいづれかが空マスにならなければならないためだ。
なので、下側「行き止まりマス」に落ちてくるのは、右上の③である。④、⑤は③が右に流れる影響で1段下がる。
動物が着地するまでは隣り列の空マス判定は行われないため、⑥の空マス判定が先に行われ、右に流れる。
よってピンク石版に乗る動物はキリキリンである。
イメージを定着させるために確認問題を解いておこう。
下図赤枠内のキリキリンで動物直線を作ったときにピンク石版に乗る動物は何か答えよ。
指で移動させる動物が異なる以外は、最初の例題と考え方は同じである。
キリキリンが消えた後、下側「行き止まりマス」の左の①が右に流れ、続いて右上の③が左に流れる。②と④は直下の動物が落ちる影響で1段下がる。
そして⑤が④の上に着地するときに左下が空マスと判定されて、⑤が左下に流れる。
よって正解は、ピンク石版の上にポコタは乗る。正解したプレイヤー、ナイス。
フィールド中央の壁の特徴も少し確認しておこう。
下図のように、横と縦の壁が垂直に交わっている箇所がある（以下、壁カド）。壁カド斜め上のマスにいる動物（例では①）は壁カドをすり抜けて落ちてくることは無い。
上記を踏まえて、下図黄枠内のベルンで動物直線を作った場合、どうなるかを説明せよ。
壁カド右上の動物は入ってこれないので、左上のポコタが右に流れ、
ポコタの動物直線ができて、ピンク石版が破壊される。
では、次の例題を解いてみよ。
下図黄緑枠のベルンで動物直線を作ったとき、ピンク石版に乗る動物は何かを答えよ。
気になるのは、「行き止まりマス」左に壁があるが、①が右に流れ込むのかどうかだろう。
①は右に流れる。「行き止まりマス」の左に壁があっても無くても動きは同じということだ。
よって、ピンク石版に乗るのはクマゴロウである。
最後に、階段状になっているフィールド形状を用いた例題を一つ解いておこう。
下図のピンク石版を破壊する手順を挙げよ。
正解は下図赤枠内のキリキリンで動物直線を作る。
すると、「行き止まりマス」左の①が右に流れて、下図の配列になる。黄枠内のポコタで動物直線を作り、
ピンク石版の破壊完了。正解できたプレイヤーは「行き止まりマス」付近の動きがイメージできてきたということだ。ナイス。
以上、ステージ232の作戦会議である。健闘を祈る。