動物の穴が無い列の動物を消したときの動きを理解する。
動物を消したら、上から動物が降りてきて補充される。
ダッキが消える。そして、Y軸方向最上部の動物の穴から動物が出てきて、
Y軸方向上部に動物の穴がある場合は、垂直に落ちてくるだけなので単純であるが、Y軸方向上部に動物の穴が無い場合は動きが複雑になってくる。
このような、Y軸方向上部に動物の穴が無い列(以下、穴なし列)の動物が消えた時の動物の落ち方について説明する。
基本的な動きは、穴なし列にいる動物が消えたとき、左右どちらかの列の動物が横に滑り降りてくる動きになる。
なだれ込んでくる動物は、Y軸方向上方の行き止まりマス(下図赤枠)の斜め上(下図青枠)の動物である。一見、動物が通るスペースが無いように見えるが、すり抜けるようになだれ込んでくる。
基本的に、なだれ込んでくる動物は行き止まりマスの斜め上になるが、例外もある。
行き止まりマスの隣りのキリキリンから落ちてくるのだ。この事象は左側の列から右側の列になだれ込む場合に限られる。
まとめると、
「穴なし列」の動物を消すと、行き止まりマス斜め上の動物(下図青枠)が落ちてくるが、
行き止まりマス(下図、赤枠)を含めて消し、かつ、左列から右列に動物がなだれ込む場合、行き止まりマス横の動物(下図緑枠)が落ちてくる。
細かい仕様ではあるが、この知識が難関ステージのクリアの決め手となる場合もあり得るので覚えておくといい。
理解を確かめるために、例題を出しておこう。
■例題1
下図の左側にあるカギを右側に移動したい。赤枠内のキリキリンで動物直線を作って消すと、左側のカギは落ちてくるか
■解答
落ちてこない。行き止まりマスを含めた消し方ではないからである。
■例題2
下図の左側にあるカギを右側に移動したい。赤枠内のキリキリンで動物直線を作って消すと、左側のカギは落ちてくるか
■解答
落ちてくる。行き止まりマスを含めた消し方のためである。
■例題3
下図赤枠内のダッキで動物直線を作った場合、右列から落ちてくるのはポコタ(青枠)、ベルン(緑枠)のどちらか。
■解答
ポコタ(青枠)が落ちてくる。行き止まりマスと距離があるマスで動物を消しても、動物の落ち方は変わらない。
次に「行き止まりマス」の左右に列がある場合について説明する。
ダッキ(青枠)が落ちてくる。このように、列に挟まれている「行き止まりマス」の動物を消した場合、右側の列から動物が落ちてくる。
しかし、これにも例外がある。
左列のベルン(緑枠)、右列のクマゴロウ(青枠)の順に落ちてくるのである。
このように、「行き止まりマス」を含めて消すと、「行き止まりマス」の左側の動物、「行き止まりマス」の右上の動物の順で落下する。
「行き止まりマス」を含めないで消しても、左列の動物が落ちてくる場合がある。
クマゴロウ(黄色枠)も続いて落ちてきたあとに、最後に左列のポコタ(青枠)が落ちてきたのである。
この事象が起きた原因はフィールド上部の構造にある。
右列の最上部にも動物の穴が無いので、波を打つように動物が落ちてくる。そのため、動物が落下してくるのに通常より時間がかかった。
ベルン(オレンジ枠)が右列に到着する前に、残りの1マスに動物を落とす処理が走り、右列には動物がいないと判定されたため、左側のポコタ(青枠)が落ちたのである。
以上、「穴なし列」の動物を消したときは、基本は右列の動物が落ちてくるが、右列に動物がいない場合や、行き止まりマスの動物も含めて消した場合は、左列の動物が落ちてくる。
また、右列の動物の落下が遅くなるようなフィールド構造になっている場合は、途中で左列の動物が落ちてくる場合もある。
プレイ終盤のきわどい消し方をするきは、このことを十分に考慮して、次に消す動物を選択せよ。