フィーバータイム突入直前のなぞりは他のなぞりより攻撃ブロック生成数が多くなりやすい。
フィールドランプの点灯から、あと2回なぞればフィーバータイムに突入することが分かる。また、なぞれるブロックは、左端の黄色ブロックと中央の青ブロックの2通りしかない。
なぞるブロックの順番を考えている時間的余裕は無いので、先に青ブロックをなぞってスーパー爆弾を作るのでも問題ない。
ただし、攻撃ブロック(以下、花)生成数という観点では、「青⇒黄」の順番でなぞった場合は11個、「黄⇒青」の順番でなぞった場合は18個になり、7個もの差が発生する。本記事では、なぜ順番を変えただけで、これほど攻撃ブロック生成数に違いが出たのかを説明する。
まず、花生成数の仕様についておさらいしておこう。
通常タイムにおける花生成数はなぞった長さで決まる。3個なぞって花が1個生成され、以降はなぞる長さが1個増えるたびに花も1個増えていく(なぞり6、7個は例外)。⇒「解説記事」
一方、フィーバータイムでの花生成数は誘発したブロック数で決まり、誘発ブロック数÷2 +1(小数点以下、切り捨て)の数が生成される。⇒「解説記事」
では、通常タイムで下図赤枠内のブロックをなぞった場合の花生成数は何個か答えよ。
では、フィーバータイムで下図赤枠内のブロックをなぞった場合の花生成数は何個か答えよ。
その通り。誘発ブロック数は12個なので、12÷2+1=7個の花が生成される。なお、フィーバータイム中のなぞりでチェリーブロックは発生しない。
次が注目。通常タイム中に下図赤枠内のブロックをなぞった場合の花生成数は何個か答えよ。
通常タイムのなぞりにも関わらず花生成数は10個になる。
なぞりの特徴は、通常タイムとフィーバータイムの境目のなぞりという点である(以下、フィバ前なぞり)。下図を見ると分かるように、フィバ前なぞりは通常タイムとフィーバータイムの花生成の法則が2つとも適用され、誘発ブロックとチェリーブロックが同時に発生するのだ。これにより、いつもより花が多くなりやすい。
冒頭に示した例では、黄色ブロックでフィバ前なぞりをした場合はチェリーブロック1個、誘発ブロック数6個の効果が同時に得られるのに対し、青色ブロックの場合はチェリーブロック7個、誘発ブロック18個もの効果が同時に得られる。この差がなぞる順番を変えただけで花生成数が大きく変わった所以である。
ただ、フィバ前なぞりを長くすることを考えながらプレイしている余裕はないので、長いなぞりの直後に「フィーバー!」というポコタの声が聴こえたら、いつもより得をしていると考えて、気分を高揚させよう。
ちなみに、以下の動画はフィバ前なぞりで33個の花が発生したシーン