ステージ190 作戦会議
このステージは大きく分けて、下図のように3つの領域に分けられる。
特徴的なのはB領域で、幅2マスのクネクネした道がA領域からC領域への通路のような形状をしている。また、この道を通る以外にもフィールド中央にある1つのワープを通って動物が移動する。
石版は硬い方から26枚、6枚、20枚の合計52枚ある(おじゃまな草に隠れている石版を含む)。
りんごの数は45個あるので、移動1回あたりに必要な石版衝撃回数を単純計算すると、
(26枚×衝撃3回+6枚×衝撃2回+20枚×衝撃1回)÷ りんご45個 ≒ 2.4回
必要な石版衝撃回数としては、それほど難しいステージではないように感じる。しかし、このステージの難易度は非常に高い。理由はフィールドの形状にある。
何と、このフィールドには動物直線を作れないマスが7個(下図赤枠)もあり、爆弾系アイテムを使わなければそれらを破壊することができない。
また、フィールドが狭いため、思ったように爆弾を作ることができないことが多く、横のやじるし爆弾を作れる列は2列(下図青枠)しかない。
比較的作りやすい「縦のやじるし爆弾」を作っても、下図のようにフィールド端に移動させて爆発させるのはなかなか出来るものではない。
よって、このステージの戦略は、おじゃまな草をいち早く刈ったあとは、やじるし爆弾ができても単発で使わずに、爆弾同士を組み合わせるための爆弾作りに最大限に集中することである。
爆弾作りには動物を消したあとの配列イメージが重要だが、このフィールドは形状が複雑なのでイメージしずらい。
そこで、このフィールドの形状を例にして動物の落ち方をおさらいしておこう。
動物の落ち方の仕様については以下のページを参考にすること。
⇒「動物の穴が無い列の動物を消したときの動きを理解する。」
⇒「ステージ99 作戦会議」
基本事項として押さえておきたいのは、他のマスの動物を消しても影響を受けないマスの存在である。
下図赤枠内の動物は、枠外の動物を消しても枠内の動物は動かない箇所を示している。なので、赤枠内の動物を変更したいと思ったときは、指で移動するか、爆弾で破壊するしかない。
ただし、動物の落ち方について把握していれば、その場で判断できるものなので、位置を正確に暗記しておく必要はない。
■例1
下図赤枠内のダッキで動物直線を作って消すと、他の動物はどのように落ちてくるか。
動物直線を作った列の穴から動物が3匹出てくる。他の列の動物は動かない。
■例2
下図赤枠内のクマゴロウで動物直線を作って消すと、他の動物はどのように落ちてくるか。
■例3
下図赤枠内のダッキで動物直線を作って消すと、他の動物はどのように落ちてくるか。
青枠の動物たちはそのまま下に落ちる。ワープからは動物1匹が出てくる、左上のクマゴロウ(黄枠)と右上のダッキ(緑枠)が落ちてくる。
■例4
下図赤枠内のクマゴロウで動物直線を作って消すと、他の動物はどのように落ちてくるか。
右列の動物は動かない。左列のベルン(黄枠)が右に落ちてくる。
続いてクマゴロウ(青枠)の上のキリキリン(紫枠)が右に落ちてくる。
■例5
下図赤枠内のベルンで動物直線を作って消すと、他の動物はどのように落ちてくるか。
まず、左列のポコタ(青枠)が右に落ちてくる。次に右列のポコタ(黄枠)が左に落ちてくる想定だったが、緑枠のベルンがやじるし爆弾の爆風をすり抜けたため、ワープ出口から先に出てくる。
そして、動物の穴から出てきたベルンが、緑枠のベルンの上に配置されて完成。
■例6
下図赤枠内のキリキリンで動物直線を作って消すと、他の動物はどのように落ちてくるか。
■例7
下図赤枠内のクマゴロウで動物直線を作って消すと、他の動物はどのように落ちてくるか。
右下のキリキリンが消えることで青、黄、緑枠の動物がジグザグに落ちて、
■例8
下図赤枠内のクマゴロウで動物直線を作って消すと、他の動物はどのように落ちてくるか。
この例の動きは基本戦術にはまだ記載していない内容である。
クマゴロウの動物直線とおじゃまな草が同時に消えた時に、普通に考えると青枠のキリキリンはそのまま下に落下しそうだが、
右側の列に流れ込むのである。
理由は、動物とおじゃまな草が同時に消えたとき、おじゃまな草のマスの方が一瞬早く空になり、動物直線の真上にいる動物は「真下に動物がいる」、「斜め下に空のマスがある」と判定するため、おじゃまな草があった列に流れ込むような仕様である。
この事象は爆弾系アイテムを作ったときにも発生する。
やじるし爆弾が作られた瞬間、「真下に動物がいる」、「斜め下に空のマスがある」と判定され、
右に移動する。やじるし爆弾を作ったときに想定外の列に落ちていってしまった経験がある人はこれが原因である。
以上、ステージ190の作戦会議である。健闘を祈る。