ブロックをなぞった長さで決まる「なぞり点」の計算方法
ブロックを消したときに入る得点は、野菜昆虫がモンスターを攻撃することによる得点と、ブロックをなぞったことによる得点(以下、なぞり点)に分類される。
今回は「なぞり点」の話をする。なぞりの終端に数字が表示されているのを見たことがあるだろうか。それが「なぞり点」である。
まずは、実際のなぞり点を見てみよう。
下図は、23コンボ目の通常タイムでブロックを3個なぞったシーン。なぞり点は445点になる。
下図は、23コンボ目のフィーバータイムでブロックを3個なぞったシーン。なぞり点は通常タイムと同じ445点。
フィーバータイムは通常タイムよりブロックをたくさん破壊するが、なぞり点は同じになる。
同じ23コンボで、なぞる長さを長くしてみよう。
フィーバータイムでブロック6個をなぞった時のなぞり点も2673点
通常タイムで12個のブロックをなぞった時のなぞり点は14256点
フィーバータイムで12個のブロックをなぞった時のなぞり点も14256点。このように、「なぞり点」は通常タイム、フィーバータイムの影響は受けず、なぞった長さが長くなるほど得点が高くなる。
次に、コンボ数の影響についても確認しておこう。
下図は、3コンボで14個なぞったシーン。なぞり点は7644点になる。
144コンボで14個なぞると、なんと90552点になる。たった1回のなぞりで8万点以上の差である。このように、なぞる長さが同じでもコンボを積んだ状態の方が得点が高い。
ちなみに、144コンボで3個だけなぞったときは2079点となる。
コンボ数、なぞった長さの違いで様々な顔を見せる「なぞり点」。一体どんな風に点数が決められているのだろうと思ったプレイヤーもいるだろう。
実は、この「なぞり点」を計算する方法はすでに導き出されている。解明したのはポコガチ組予備組講師の「たかおちゃん」。たかおちゃん、ありがとう。
たかおちゃんによって、なぞった長さ9個以上の方程式が導き出された。本サイトでは、頂いた方程式をもとにして8個以下の方程式を検証によって導き出した。
「なぞり点」を決定する変数は「長さ」と「コンボ数」である。長さの2乗、コンボ数の10分の1、係数を掛け合わせて得点が決まる。
「長さの2乗」ということから、「長さ」は1個増減することの得点への影響がとても大きい変数であることがわかる。
「コンボ数の10分の1」ということからは、「コンボ数」は1回増えたことの影響は小さいが、積み重なることでジリジリと影響が出てくる変数であることがわかる。
「係数」は上記表の赤文字箇所のことである。なぞった長さが9個以上の係数は30。
一方、なぞった長さが3~5個の場合の係数は15。長さが短い上に係数まで低いので、得点が極端に低くなる。コンボを沢山積んだとしても短いなぞりばかりしていては高得点を叩き出すのが難しいことが良く分かる。
なぞった長さが7個のときの係数が22.49という何とも中途半端な値なのは謎だが、このように係数は低、中、高の3つの領域に分かれ、なぞったブロックの長さによって、係数だけで最大2倍の違いが出てくる。
ここから見えてくる戦略がある。
後日、「なぞり点の計算方法から見えてくる上級プレイヤーになるためのなぞり方」についての「たかおちゃん」の話を紹介しよう。