指と画面の接地面積を調整することで脱線の確率を下げる
ブロックをなぞるには主に指、タッチペンの2つの方法がある。今回は指の利点を生かしたテクニックを紹介する。
以下のフィールドのブロックをなぞるとき、あなたはどのブロックをどのようになぞるだろうか。
高得点を出すには、緑のブロックをゆっくり丁寧になぞっている時間はない。可能な限り高速でなぞり、次のブロックに移りたいところだ。
さらに高得点を目指すには、緑のブロックを高速でなぞっている最中に、次に消すブロックをなんとなく探せるようになることが必要だ。そのため、緑のブロックに100%集中しながら高速になぞるわけにはいかない。
脱線して、なぞりが途中で切れてしまうのを恐れている場合ではないのだ。
下図のように指の角度や指圧を調整することで、指と画面の接地面積を狭くしたり、広くすることができる。これを利用して、ブロックを探しながら高速なぞりをするときに脱線の確率を下げる方法を説明する。
まず試しに、指と画面との接地面積を狭くし、なぞるブロックをガン見せずに超高速でなぞってみてもらいたい。たまに脱線してしまい、なぞりが途中で切れるのがわかるだろう。
次に、なぞり始めを指先で触ったあと、指の腹をべっとり画面に貼り付けてブロックをなぞってみてもらいたい。なぞるブロックとは別の色を触っていても、なぞりが途中で切れないことがわかるだろう。
これはブロックをなぞっているときに別の色のブロックをタッチしてしまったとしても、本来のブロックを触っていればなぞり継続と判定されるためである。この特徴を利用して脱線の確率を下げる。
といっても、接地面積を広くすれば摩擦力が高くなり、関節も動かしずらくなるため速度が落ちる。
また、なぞり順が想定どおりに判定されない箇所もある。例えば、下図のように上から青いブロックをなぞったときに②、①の順でなぞったと判定され、なぞりが途中で切れることが稀にある。
なぞり方が単純で、見慣れたブロックの並びの時や、下図のように二枚抜きをするときなど接地面積をほどよい感じにして一気になぞる。そのとき、次のブロックを探しながらなぞることを忘れないように。
指先の微妙な感触の違いによるなぞり方のコツをつかみ、実戦につなげよ。