2.0.3バージョンアップ事件収束へ。レビューにいったい何が起こったのか

2013年12月12日に行われた2.0.3へのバージョンアップは露骨な課金強化として大きな問題となった。

12月15日のAppStoreのレビュー評価は☆1のゲージがMAXに到達する事態が発生。7割以上のユーザが☆1つに投票したということだ。改善の期待を込めてユーザーの思いが運営にぶつけられたのである。
バージョン2.0.3のレビュー評価

 

しかし、12月22日の状況を確認したところ、悪評から反転し、平均☆4つの好評価になっているではないか。しかもレビュー数が半端ない。この1週間で実に48000件の投稿があったのである。
12月22日の現バージョンのレビュー

 

レビュー内容は単調なものが目立つ。
12月22日のレビューコメント

 

さらに、12月16日のコメントが見当たらない。12月15日時点では400件以上あったコメントが激減しているように見える。
12月16日のレビューが見あたらない

 

ポコパンのレビューにいったい何が起きたのか。状況を見る限りでは、悪評を掻き消すためにステマ部隊が出動したとしか考えられない。注目を集めている状況下でレビュー操作をしたのであれば目立ち過ぎである。

ポコパンに限った話ではなく、AppStoreではランキング上位にならないと売り上げが落ちるので、企業はランキングを持ち上げるために必死になる。そのためステマが常態化し、レビューが信頼に値しないものになってしまっている。

LINEゲームは面白いものが多く、問い合わせに対する返信も速い。せっかく人気を集めているのだから、ユーザーとどのように向き合い、何を提供していくのかをもう一度検討すべきだ。

年齢性別問わず、みんなが安心して楽しく競い合えるゲームをユーザーは求めている。