ポイズンはマイスコアをどのくらいアップさせる力があるかを検証
2015年3月6日の記事で、レギュラー候補の動物を検討するためにスターフィーバー中(以下、スタフィ)の特殊スキルの得点力を説明した。⇒「記事」
特殊スキル「ポイズン」とは、モクモク中のモンスターへの攻撃力と得点が1.4倍になるスキルである。⇒「ポイズン説明記事」
具体的には「野菜昆虫攻撃点」と「モンスター衝突点」の2つの得点が1.4倍になる。
「野菜昆虫攻撃点」とは、野菜昆虫(スタフィ中はスターリング)がモンスターに衝突することで発生する得点であり、モンスターに与えたダメージの15倍が得点となる。
「モンスター衝突点」とは、仲間の動物がモンスターに衝突することで発生する得点であり、モンスターに与えたダメージの25倍が得点となる。
そこで、まずはモクモク中に何個のスターリングをモンスターに当てることができるのかを計測した。
検証方法を説明する。ある程度の爆弾系アイテムをフィールドに貯めてからスタフィを発動、アメポコをフィールド下に落とす。
ポイズン動物がモンスターに衝突した直後からモンスターにぶつかったスターリング数のカウントを開始する。その時点で空中に浮いているスターリングもポイズン効果が適用されるのでカウント対象である。
計測中はDレイを優先的に使いながら、なぞりと青爆を使用する普段通りのプレイを心掛けた。
ポイズン効果が無くなるタイミングは、モクモクの紫色が消える一瞬前である。そこで、赤文字のダメージ値が通常の195に戻った瞬間を計測終了とした。
計測終了時点で空中に浮いているスターリングはポイズン効果が適用されないのでカウント対象外である。
スターリングが発生するのはブロックをなぞったときと、爆弾系アイテムを爆発させたときである。
爆弾系アイテムを爆発させたときに発生するスターリング数は破壊したブロック数の半分(少数点以下切り捨て)×3倍となる。
例えば下図の場合、青爆の爆発によって25個のブロックが爆発するので、12個×3倍=36個のスターリングが発生する。
ブロックをなぞったときに発生するスターリングの数は前回の記事で説明したのでそちらを参照すること。⇒「記事」
上記の各アクションを解析してスターリングの発生数を算出し、スターリング数の合計としてをカウントしていった。
計測開始と終了時は、直前に発生したスターリングのうち何個までがポイズン効果が適用されてモンスターにぶつかったのかを判別するのが難しいので、目検討でおおよその数をカウントした。
表の項目について説明する。
「爆弾回数」、「なぞり回数」は、モクモク中のモンスターにスターリングを当てることができたアクション数である。モクモク中の約13秒の間に13~16回のアクションを行えることが分かる。
「☆数」はモクモク中にモンスターに当てたスターリング数である。爆弾使用時に破壊できたブロック数などによって結果が大きく異なるが、概ね300個前後を当てることができた。
「スタフィ通常スコア」は、モクモク中ではなかったと仮定して、「☆数」をもとに野菜昆虫攻撃点を算出した結果である。
「スタフィポイズンスコア」は、モクモク中の野菜昆虫攻撃点を「☆数」をもとに算出した結果である。
検証の結果、ポイズン効果による得点上昇は平均36万点となった。
次に、「モンスター衝突点」による得点について考える。
まず、ポイズン動物がモンスターに衝突したときの得点は1.4倍にはならない。1.4倍になるのは後続の動物がモンスターに衝突したときである。
モクモク中の約13秒間に後続の動物を突進させることができるのは1回が限界と考えられる。
現在はパワーが10000前後の動物を持っているプレイヤーが多いので、パワー10000の動物を基準に考える。
ポイズン効果によって動物のパワーは14000になる。そのうち4000がポイズン効果によるものなので、4000点×25倍=10万点が「モンスター衝突点」となる。
よって、スタフィ中のポイズンの得点力は、
36万点+10万点=46万点
となる。ただし、Dレイなどの得点力に比べて、ポイズンの得点力はプレイヤーの力量や動物のパワーによる変動要素があることを認識しておくこと。
「副次的効果」とは、Dレイを使ったあとに長いつながりができやすく、他の爆弾よりも次の行動で得点を稼ぎやすい効果のことである。
「ピスケとうさぎ」は114という現在ダントツの得点力となっているが、X系スキルの動物のため、動物ブロックをすぐに落としてしまうと得点力が激減するので注意が必要である。
残りは特殊スキル「タイム」の検証だ。