特殊スキル「ポイズン」の説明文が変わった。「防御力弱化」の効果に迫る
2104年10月17日の「ポコンプキン」登場と一緒に密かに変更されたものがあるいう情報が入ってきた。連絡をしてくれた皆さん、ありがとう。
変更されたのは、今も昔もまったく日の目を見ない特殊スキル「ポイズン」に関してである。ついに「ポイズン」が脚光を浴びる日がきたのだろうか。
さっそく変更点を説明する。
下図はポコンプキン登場前のタロキッチョのプロフィール画面である。
ポイズンの説明文は「衝突後10秒間、500×5回モンスターを攻撃」と記載されている。
ポイズンの説明文「5回モンスターを攻撃」の記述が、「5回ダメージ及び防御力弱化」に変わったのだ。この変更はタロキッチョだけではなく、すべてのポイズン動物に適用されている。
「防御力弱化」=「モンスターの防御力が弱くなる」と言われたら、動物突進や野菜昆虫攻撃のダメージが普段よりも大きくなることをイメージする。
もし防御力の弱化量が大きいのであれば、硬いモンスター討伐を目的としたポイズン動物を装着する戦略も見えてくる。
そこで、ポイズン攻撃によってモンスターの防御力がどれくらい弱化したのかを検証した。使用する動物はポコジロウ。昆虫レベルは110(パワー176)。
下図は普通に昆虫を一発当てるシーン。体力ゲージが9分の1程度減った。
下図はモクモク中に昆虫を一発当てるシーン。体力ゲージが9分の1程度減った。。
まったく変わらないではないか。もう少し正確に計測するため、モクモク中にモンスターに昆虫をぶつけ、何発で吹っ飛ぶかを計測した。
下表は、モクモクしていない通常時にモンスター「ホラツ」に昆虫を当てた結果である。9発目で吹っ飛んだ。
ホラツの体力は1570。昆虫のパワーは176なので、ホラツを吹っ飛ばすのに必要な昆虫の数を計算すると、
1570 ÷ 176 = 8.92個(9発で吹っ飛ぶ)
計算と検証結果が一致した。
下表は、モクモク中にモンスター「ホラツ」に昆虫を当てた結果である。7発目で吹っ飛んだ。
計測中にポイズン攻撃(120パワー)が4回発生したので、モンスターの体力からポイズンが減らした分を減算すると、
1570 - 120 × 4回 =1090
ホラツの残り体力1090を0にするのに必要な昆虫の数を計算すると、
1090 ÷ 176 = 6.19個(7発で吹っ飛ぶ)
計算と検証結果が一致した。
上記の結果では、昆虫がモンスターに与えるダメージはポイズンを使おうが使わないが変わらないという結論になる。
動物が衝突したモンスターのみ防御力が弱化するかもしれないので、デリにトド(ポイズンパワー80)を衝突させたあとに昆虫を9発当て、体力ゲージがどのくらい減るのかを観測した。
下図は、通常時にデリに野菜を10発当てた結果である。モクモク中より1発多くした理由はポイズンによるダメージを考慮したためである。
上記より、動物が衝突したモンスターにおいても防御力か弱化した傾向は見られなかった。
1つ留意点がある。仕様変更が入ったとき、アプリを再インストールしなければ変更点が反映されないという過去の事例がある。
今回もその事例と同じで、再インストールしなければポイズンの新能力「防御力弱化」が反映されないのかも知れないので、再インストール後に再度同じ検証を行ってみた。
下表は、モクモクしていない通常時にモンスター「ホラツ」に昆虫を当てた結果である。9発目で吹っ飛んだ。
下表は、モクモク中にモンスター「ホラツ」に昆虫を当てた結果である。7発目で吹っ飛んだ。
結局、再インストール前後で全く同じ結果となった。今回の検証結果では「防御力弱化」がどこに施されたのか明らかにならなかった。何か知っているプレイヤーがいれば連絡を貰えると幸いである。