何のためにモンスターと戦うのか忘れないよう、ストーリーを今一度見直す
普段野菜を使ってモンスターを攻撃しているが、そもそも、なぜモンスターと戦っているのか。
ポコパンのストーリーはインストール後の初回プレイのみ見ることができるので、何を目的としているのか忘れかけているプレイヤーもいるだろう。
そこで今回はポコパンのストーリーを今一度見直すことにする。初心に立ち返って観てみるとよい。新しい発見があるかも知れない。
おじいちゃんとポコタとメーヤンが森の中の村で遊んでいるときに、おじいちゃんの背後からモンスターが現れた。
おじいちゃんはモンスターの存在に気がつかない。うしろ!うしろ!
攻撃を受けてポコタとメーヤンが号泣。痛恨のダメージを受けたおじいちゃんは地面に魔法の杖を突き刺す。
魔法の杖の先端から根が張りめぐり、地中に赤黄青緑のブロックが作られる。一方、村の遠方からはモンスターの集団が突撃してきている。
といったオープニングである。地中のブロックを消すことでブロックが野菜に変化、地中から飛び出して迫り来るモンスターを攻撃してくれるわけだ。
プレイヤーは森の中の村を救う勇者になり、この魔法を使って迫りくるモンスターをやっつけるストーリーとなる。
オープニングが終わったところで、ポコタがゲームの説明をし始めるが、メガネをかけたポコタが楽しそうに説明する姿に、村が襲われている緊張感や危機感はまったく感じられない。
気になるのは、最初に村を襲ったモンスターである。迫力やシルエット的には現在の最終モンスター「デリ」ではないように見える。
また、このゲームにエンディングはあるのか。すべてのプレイヤーは地道にレベルを上げながら、倒すモンスターの数を増やしてきた。苦労した疲れを癒してくれるような、微笑ましいエンディングが流れることを期待していることだろう。