動物突進時に飛び出すアイテムがなぞりラインを破壊することはあるか
動物がモンスターに衝突した瞬間、特殊スキルのアイテムがフィールドに向かって飛び出してくる。
飛び出したアイテムがなぞった箇所を分断し、長さが短くなってしまったという経験談をたまに耳にする。
そこで、どのような分断が行われているのかを検証を通して説明しておく。検証に使用する動物はナナナとケイジクマンボ。
まず、ナナナが置いていくレインボー爆弾7個を使ってフィールドのブロックが一色に近い状態にする。
そのあとクマンボ突進中に長いなぞりを入れ、衝突時に飛び出すアイテムが「なぞりライン(白線が引かれているマス)」の上に配置されることがあるのかを確認した。
下図は、レインボー爆弾を使ってフィールドの大半を赤ブロックにした状態。次に、クマンボ下の赤ブロック3個をなぞって動物ブロックをフィールド下に落とす。
そして、クマンボの突進が終わるまでにできるだけ長いなぞりを入れたところ、
なぞりライン以外のマスにアイテムが配置された。
このように、アイテムの配置先はフィールド上のアイテムや「なぞりライン」のないマスから選択されるため、「なぞりライン」上にアイテムが配置されることはない。
では、なぜ「なぞりライン」が分断されたような感覚になるのか。
それは、高速になぞる場合、なぞってから「なぞりライン」が現れるまでにタイムラグがあるのが影響していると考えられる。
下図はブロックを高速になぞっているときの写真である。中央下の影が指先である。指先位置と、なぞりライン終端の位置に距離があるこが分かる。
なぞりを加速させれば、距離はさらに広がる。瞬間的な差ではあるが、「なぞりライン」は実際のなぞりを後追いするように出来上がっていくのである。
例えば、下図の赤線のようになぞろうと思い、なぞり始めたとする。
指先は下図の赤矢印先端にまできて、なぞりラインは青矢印先端にまできたとする。
この瞬間に動物がモンスターに衝突してアイテムが飛び出し、青矢印先端の1つ先のマス(下図の黒マス)にアイテムが配置されることになった場合、なぞりラインの作成が中断される。
これが、動物から飛び出したアイテムによって「なぞりライン」が分断されたような感覚にさせるのだ。
まとめると、動物から飛び出すアイテムは「なぞりライン」の上に配置されてなぞりを破壊することはないが、実際にはなぞったが、まだ「なぞりライン」が出現していないマスには配置されることがある。
かといって、動物がモンスターに衝突するタイミングは短いなぞりにするとか、なぞる速度を緩めるなどの対策を施す必要はないと筆者は考える。
何も恐れずになぞり、アイテム配置によりなぞりラインがストップしたら速やかに指を画面から離すべし。