ランボ登場。最強プラチナム動物として期待されていたトラジンはどう変わったか

2016年1月8日

2014年8月29日、新しい金動物「ランボ」が登場した。野生的、いやモロ野生な風貌はかなりの肉食魂を感じさせてくれる。
ランボ登場の告知画面

 

手に持っているのは青竜刀(せいりゅうとう)。青竜刀は中国伝統の大刀で、刃に竜の絵柄が書かれているのが特徴だ。

日本人は青竜刀と聞いたら下図①ような、刃が幅広く、柄の短い刀をイメージする人が多いが、本場中国では①の刀は「柳葉刀(りゅうようとう)」と言い、「青竜刀」は②の形状をしている。

本場中国の青竜刀を持っているランボは中国からやってきた動物のなのかも知れない。
日本と中国の青龍刀の違い

 

実はランボは2014年2月に既に発掘されていた動物である。⇒「記事
プラチナアニマル、虎

 

日本名は「トラジン」、国際名は「AMOY」、プラチナム動物、初期パワーは5520、特殊スキルは爆弾5個に設定されていた。

その頃は期間限定動物セカオワの「スーパー爆弾1個(以下、青爆)」が登場した頃なので、「爆弾5個」のスキルはかなり衝撃的なものとして話題となった。
プラチナムトラジン

 

新動物が登場するときは、特殊スキルが強化されて登場するのが常なので、トラジンが登場するときも爆弾5個よりも強力になって出てくることが期待されていた。

しかし、待ち焦がれていたトラジン(ランボ)が登場し、歓迎ムードのなか能力を確認したところ、金動物、初期パワーは3600、特殊スキルはスーパー爆弾3個。強くなったようには見えない。
ランボプロフィール画像

 

スーパー爆弾3個は。。

2014年5月16日に登場した「ちっさいおっさん」と同じ特殊スキルである。
ランボとちっさいおっさん

上級プレイヤーは青爆よりもダブルレインボー爆弾(以下、Dレイ)の特殊スキルを好む。

なぜなら、Dレイ使用時の副次的効果である「長いつながりが出来て爆弾生成」は腕に磨きをかけるほど高得点につながりやすく、また、高コンボ時にDレイ2個を連続使用して大量ブロック破壊が起きたとき、かなり高い得点を生み出すからである。

そのため、「ちっさいおっさん」をレギュラー動物として使っているプレイヤーは少ない。ということは必然的に「ランボ」もレギュラー動物にはならないという結論になる。
ナツポコ、ナナナ、ピッチャーポコ

 

そこで今回は、ランボとトラジンに的を絞り、ランボ(トラジン)は弱体化したのかを検証しておくことにする。

検証方法は、スターフィーバー中の41コンボ目に「爆弾5個」または「青爆3個」を連続で使用したときの得点を計測する。モンスターを吹っ飛ばしたことによる点数は減算している。昆虫レベルは110(パワー176)。

スタフィ中に爆発させる理由は、動物が置いていくアイテムはスタフィ中に使うのがハイスコアのための常套手段だからである。

以下は「爆弾5個」の結果である。平均は約33万点。
スタフィ中に爆弾5個を連続で使用したときの得点

 

以下は「青爆3個」の結果である。平均は約31万点。
青爆を3個連続で使用したときの得点

 

「爆弾5個」の方が平均得点が高くなったが、爆弾を爆発させる位置によって得点が大きく変わるので、「爆弾5個」と「青爆3個」の得点に大きな差は無いと考えていいだろう。「爆弾5個」の方がコンボを2つ多く稼げるのが優位点である。

残りは初期パワーであるが、トラジンが5520、ランボが3600で1920もの差がある。トラジンは9歳でパワー10000になるが、ランボは211歳にする必要がある。歴然としたパワー差だ。

以上、最強プラチナム動物として多くの期待を集めていたトラジンは弱体化して我々の前に現れたという結論になる。

下表は、ランボの召喚数ごとのパワーの一覧
召喚数ごとのランボのパワー