フィーバータイム中のコンボ切れと判定されるまでの時間

2016年1月8日

通常タイムでは、なぞり終わってから2秒が経過したらコンボ切れになることを前回の記事で説明した。⇒「記事

フィールドランプが消灯したらコンボ切れなので分かりやすい。
1段目のフィールドランプが点灯

 

一方、フィーバータイム中は「フィールドランプの点灯時間」と「コンボ切れになるまでの時間」は一致しないのでコンボ切れを目視で確認できない。
緑色のフィールドランプ

 

「フィーバータイム中は、なぞり終わってから何秒経過したらコンボ切れになるのか?」

今回はこの疑問について検証を通して説明する。

なぞり終わってブロックが消えた瞬間のフレームから時間計測を開始し、
なぞり終わった瞬間

 

数秒待ったあと次のなぞりを行い、ブロックが消えた瞬間のフレームを計測終了とする。そして、このときコンボが継続したかどうかを記録した。
次のなぞりが終わった瞬間

 

上記手順をフィーバー1、フィーバー2、フィーバー3の3種類で行った。プレイ動画を1秒間60フレームに分割して時間を算出している。

以下はフィーバー1の検証結果である。
フィーバー1のコンボ切れ検証結果

なぞり終了から約3秒以内に次のなぞりを終わらせればコンボが継続となることが分かる。

気になるのは、3.12秒の同じ所要時間にも関わらずコンボ継続になったものとならなかった結果が出たことである。とりあえず置いておいて次に進もう。

以下はフィーバー2の検証結果である。
フィーバー2のコンボ切れ検証結果

フィーバー2も約3秒以内に次のなぞりを終わらせればコンボ継続となるが、3秒以上かかった場合、コンボ継続になるものとならないものが混ざっていて規則性は見当たらない。

 

以下はフィーバー3の検証結果である。
フィーバー3のコンボ切れ検証結果

フィーバー3も同様の結果となった。

コンボ継続になるものとならないものが混ざるのはなぜか。考えられるのは、なぞり終わってから次のなぞりを開始するタイミングの影響である。

そこで、フィーバー2の検証結果を掘り下げて、なぞり終了から次のなぞり開始までの時間が短い順に並べてみた。

以下がその結果である。
フィーバー2のコンボ切れ検証

 

3秒以内がコンボ継続となることは同じだが、なぞり開始が3秒以上経過したものでもコンボ継続になったりならなかったりが混ざっていて規則性が見当たらない。

また、検証の標本には採用していないが、下図のように2個のブロックをなぞってブロックが消えなかったあとに、
2個なぞり

 

3個以上のブロックをなぞってブロックを消すと、なぞり終わってから次のなぞりが終わるまでの時間が4秒かかってもコンボが継続したことがあった。
ブロック3個をなぞる

 

いずれにせよ、普段コンボ切れを気にしながらプレイすることはないので、「フィーバータイム中のなぞり間隔は3秒以内」という結論をもって今回の検証は終了とする。

ちなみに、ブロック2個をなぞり連打すればコンボが切れないという裏ワザが2014年に話題になった。今回の記事と何かつながりがありそうだ。